Epistra
2026/06/12

培養最適化支援ソフトウェア「CellTune」をバージョンアップ、Ver.2 を提供開始

エピストラ株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役CEO 小澤陽介、以下「エピストラ」)は、株式会社島津製作所(以下「島津製作所」)と共同開発する細胞培養の最適化支援ソフトウェア「CellTune」について、機能を強化した最新版「CellTune Ver.2」が2026年6月12日より島津製作所から提供開始されることをお知らせいたします。

Ver.2 では、AIによる培養条件の最適化をより実用的に行うための補助機能を拡充しました。現実に調製可能な条件を生成するための制約付き最適化機能や、最適化の見通しの事前把握(最適化見積もり)、デザインスペースの可視化などにより、これまで以上に効率的で実践的な培養条件最適化を実現します。

CellTune とは

CellTune は、細胞培養の条件最適化を支援するソフトウェアです。島津製作所製の液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS)で計測した培養上清成分のデータを統計解析し、培養成績に重要な成分を特定する「特徴量抽出モジュール」と、エピストラの実験条件探索AIEpistra Accelerate」を搭載し、重要成分や培養環境パラメータの最適な条件を効率的に探索する「AI自動最適化モジュール」の2つで構成されます。経験やノウハウに依存しない、AIによる培養最適化の手段を提供し、抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品生産、再生医療向け細胞生産、有用物質の発酵生産など、細胞培養を用いる研究開発の条件検討を効率化します。

CellTune の詳細については、発売時のニュースリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000076234.html

Ver.2 の新機能

制約付きベイズ最適化機能

最適化したい変数に制約を設けた状態での探索が可能になりました。たとえば、操作するパラメータの合計値を常に一定(100%など)に保ったまま条件生成できるため、培地組成のように「合計が一定でなければ実験できない」ような状況でも、現実的に調製可能な実験計画だけを生成できます。また、パラメータのステップ幅(一度に動かす変化量)の指定にも対応しました。

最適化見積もり機能

最適化対象のパラメータの数や、実験可能な条件数などに基づき、最適化の難易度を実験開始前にシミュレーションする機能です。やみくもに実験を重ねる前に見通しを立てられるため、プロジェクトスコープの妥当性を事前に判断し、ムダな実験コストを抑えることができます。

条件範囲(デザインスペース)の可視化機能

特定した最適条件について、各パラメータの変化が培養結果にどの程度影響するかを「デザインスペース」として推定・可視化します。最適点だけでなく、その周辺でどこまで条件を動かして良いかという許容範囲を把握できるため、ロバストな製造条件の設計に役立ちます。

詳細・お問い合わせ

CellTune Ver.2 の詳細・製品仕様については、島津製作所の製品ページをご覧ください。

製品ページ:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/life-science-lab-instruments/cell-research/celltune/index.html

エピストラによる実験計画コンサルティングや、各種製品に関するお問い合わせはこちら:https://www.epistra.jp/contact

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