Epistra
2026/04/02

エピストラ所属の2名が博士号(Ph.D.)を取得しました

このたび、取締役CTO・都築およびリサーチエンジニア・立川の2名が、2026年3月に博士後期課程を修了し、博士号(Ph.D.)を取得したことをお知らせいたします。また、都築は大阪大学の学位記受領代表に選出されました。

学位取得者

都築 拓(ツヅキ タク)

  • 役職:取締役CTO
  • 大学名:大阪大学
  • 研究科・専攻:生命機能研究科
  • 学位:博士(工学)/Ph.D. in Engineering
  • 研究テーマ:Robotic Search and Early Prediction Models for Accelerating Stem Cell Manufacturing Process Development

研究概要

再生医療における細胞製造プロセスの開発は、高次元のパラメータ空間・実験ノイズ・長い観察待機時間という三重の障壁により、熟練者の経験則に依存した試行錯誤を余儀なくされてきた。本研究では、ヒューマノイド型ロボットによる高精度並列実験とベイズ最適化AIを統合した閉ループ探索システムを構築し、この障壁を工学的に突破するアプローチを提案・実証した。iPS細胞分化プロセスにおける分化効率88%改善、培養終了50日以上前からの品質予測、不良サンプル率43.7%低減を達成し、細胞製造プロセス開発を、属人的なアートから、再現性のあるエンジニアリングへと転換する実践的基盤を確立した。

コメント

修士在学中の起業、4年間の休学、経営との並行研究という経緯を経て、この学位に至りました。CGT領域の製造現場が抱える本質的な難しさをAIとロボティクスで解くことは、エピストラの事業そのものでもあります。研究で得た知見を、引き続きプロダクトと顧客価値に還元していきます。

立川 剛至(タツカワ ツヨシ)

  • 役職:リサーチエンジニア
  • 大学名:京都大学
  • 研究科・専攻:情報学研究科 先端数理科学専攻
  • 学位:博士(情報学)/Ph.D. in Informatics
  • 研究テーマ:Theoretical Study on Criticalities in High-Dimensional Neural Representation

コメント

周囲の支えもあり、無事に博士号を取得することができました。心より謝申し上げます。今後も専門性を活かし、より一層業務に励んでまいります。


エピストラは、AIを活用して生命科学分野の研究開発を加速させることを目指しています。今回の博士号取得は、メンバー個人の研鑽の成果であると同時に、当社が重視する専門性の蓄積と実践への接続を体現するものでもあります。

今後も、こうした高度な知見を技術・プロダクト・顧客支援へと着実に活かしながら、お客様の研究開発現場に新たな価値を提供してまいります。

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